2020.6.8

YouTube動画の作り方  準備編

ムラ

こんにちは、動画制作を担当しているムラです。

皆さんはYouTubeを見ていますか?
ユーチューバーの方の動画を見ていると「自分も動画配信してみたい!」と思うことがあるのではないでしょうか?
今回は、配信したいコンテンツがあるけど、自分で動画を作るのは難しそうという方のために、動画制作を技術面でサポートできればと思い記事にしました。

準備するもの

まず最初にすることは、撮影に必要なものを揃えることです。
撮影を手助けしてくれる便利な機材は色々ありますが、以下の3つがあればとりあえずYouTube動画を始められます。

  • カメラ
  • マイク
  • 三脚

本記事では動画制作の最初のステップとして、手頃かつ必要十分な機能を持っている撮影機材を紹介します。

カメラ

カメラ

僕がオススメするカメラは、お手持ちのスマートフォンです。
最近のスマホカメラは性能が高く、持ち運びやすい・データの転送がしやすい・アプリでそのまま編集も可能、と動画を作る上でのメリットがたくさんあります。

自分自身を撮影する場合、インカメラが高画質で撮れるものだと理想的です。
撮っている映像を確認しながら撮影を行うことで、表情や明るさ、構図の調整がしやすくなり、クオリティのアップに繋がります。
画質の高いアウトカメラで撮影したい場合でも、外部ディスプレイに画面を映すことで同様の環境を作ることができます。

今回紹介する機材は、基本的に固定の位置での撮影に適してます。
歩きながらなど動きのある撮影がメインであれば、アクションカメラ(GoProなど)を試してみるのも良いかもしれません。

マイク

ガンマイク

どちらかと言うと、カメラよりマイクの方が深く検討する必要があるかもしれません。
と言うのも、音量が小さすぎる・聴き取りづらいなど音声に問題がある動画は、映像が多少荒れていたりするよりも視聴者に与えるストレスが大きいからです。
スマートフォンのマイクでも音質的には問題ありませんが、空間全体の音を録るためどうしても周囲の雑音まで拾ってしまう傾向があります。
その結果、音声(特に出演者の声)が聴き取りづらい動画となってしまう可能性があります。

カメラと比較すると導入コストは低いので、可能であれば購入を検討したいところです。
ガンマイクが一つあれば色々な撮影に対応できると思いますが、トークメインであれば比較的値段の安いピンマイクでも良いかと思います。

ピンマイクピンマイク…有線での接続の場合、スマホまで届く長さのケーブルが必要となります

注意点として、自分のカメラで録画する際に外部マイクとして接続できるか・認識されるかという点を確認する必要があります。
例えば、ユーチューバーの方がよく使用しているRODE社のVideoMicroなどはイヤホンジャックによる接続となるので、対応する端子が無い場合は別途変換アダプタが必要となります。
所持しているカメラ(スマートフォン)に対応しているかを必ずご確認の上ご購入ください。

    三脚

    三脚

    固定の場所で撮るのであれば、三脚は非常に有用です。
    立て掛けたり他のもので抑えることで代用できなくもないですが、途中で倒れるリスクを考えると用意しておくにこしたことはありません。

    高さや角度を幅広く調整できる三脚がベストですが、とりあえず始める上では100円ショップで売っているスマホ用のミニ三脚を使うのも手かと思います。
    机の上に載せるなどして高さを調整すれば、十分に普通の三脚として使用可能です。
    高さを稼げるものが無い場所で撮影する場合は、自撮り棒に三脚が付いているタイプのものもオススメです。

    ガンマイクを三脚に取り付ける際は基本的にシューマウントが必要となります。三脚付属のスマホホルダーに付いていない場合は、別のホルダーを三脚に取り付けることで対応できます。
    マイク・三脚が一式になったスマホ用の撮影キットも存在するので、迷った時はそれを購入するのもありです。

    照明(オプション)

    ライト

    スマホで撮ってみたけど、思ったような画にならない…
    そんな時は、撮影する物や人に照明を当てるだけで印象がガラッと変わる可能性があります。
    性能的に暗いところでの撮影が苦手なスマホのレンズでも、明るくすることで綺麗に映すことができます。

    照明も用途によって様々ではありますが、色味や明るさを調整できるものがあればベストです。
    加工フィルターのように、自分がしたい演出に近いものに調整しましょう。

    照明に関しては、わざわざ専用のものを買わなくても、家にあるデスクライトなどを使って明るさを調整することもできます。
    もっと言うと、外光がしっかり当たる場所・時間帯で撮影できるならそれすら不要です。
    映像が少し暗いな…と感じたら、場所を変えるか手近な照明を使って試してみてください。
    明るさを変えることで良くなったと感じたら、撮影に適したライトの購入を検討しても良いのではないでしょうか。

    最後に

    以上、動画制作を始めるのに最低限必要な機材を紹介しました。
    「もっと映像のクオリティを上げたい!」という場合は、動画の内容に合わせて最適な機材を選んでいく必要があります。
    ただ、仕事で動画を作る訳ではないなら、最初から完璧な機材を揃える必要はないのではないかと思っています。
    YouTubeでは、機材や撮影・編集技術の向上含めコンテンツ・ストーリーになる例もあります。

    試したいアイデアがあるのに、技術的な問題で世に出せないのは非常にもったいないと感じます。
    動画を出す人が増えて、面白いコンテンツをたくさん見ることができたら嬉しいです。

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