2019.8.22

入社6ヶ月の自分がウェブ解析士認定試験に合格するまで 〜クマガイブログ #4〜

クマガイ

こんにちは!
クリエイティブディビジョンで営業を担当しているクマガイです。

ウェブ解析士認定試験についてのクマガイブログも、4回目となりました。
手に入れた問題集も利用しながらとにかくアウトプットの日々を過ごしております。

今回は前回に引き続き基本的な指標をやっていきます!

<第1回〜第3回までの記事はこちら>
入社6ヶ月の自分がウェブ解析士認定試験に合格するまで 〜クマガイブログ #1〜
入社6ヶ月の自分がウェブ解析士認定試験に合格するまで 〜クマガイブログ #2〜
入社6ヶ月の自分がウェブ解析士認定試験に合格するまで 〜クマガイブログ #3〜

目次

  • 広告に関する指標
  • ソーシャルメディアに関する指標
  • ビジネスに関する指標
  • まとめ

広告に関する指標

前回に引き続き、まずはインターネット広告効果に関する指標について触れていきます。

・インプレッション数
→広告測定においては広告が表示された回数を表します。
 他に「表示回数」や「imp(s)」と呼ばれます。一般的にはページビューと同じく
 表示した回数でカウントします。

・リーチ数
→広告を表示したユーザーの数を指します。計測はユニークユーザー数単位になります。

・クリック数
→バナーやリンクをクリックした数になります。一般的には、セッション単位でカウントします。

・広告費用
→広告にかかった費用。広告媒体や広告種類によって期間やインプレッションやクリックなど、課金方法が異なります。

・CPM(Cost Per Mile)
→広告掲載料金の単位の1つで、インプレッション1000回 (マイル)あたりの料金を表します。インプレッション単価とも呼びます。

 CPM(円)=(広告費÷インプレッション数)×1000

・CTR(Click Through Rate)
→クリック率を表します。
 ウェブページ上に「広告が表示された回数」のうち「広告がクリックされた回数」の割合

 CTR(%)=(広告がクリックされた回数÷広告が表示された回数)×100
      =(クリック数÷インプレッション数)×100

・CPC(Click Per Cost)
→クリック単価を表します。
 広告の表示によって得られるユーザーのクリック1回あたりのコストを示します。
 どのくらい効率よくクリックを獲得できているかを見極めることができます。

 CPC(円)=広告費÷クリック数

 CPCは広告掲載後の効果測定の時の指標になるので、サイト訪問者獲得の単価と考えることができます。

・CPA(Cost Per Acquisition / Cost Per Action)

→コンバージョンなど、利益につながる成果1件獲得のためのコストを示します。「顧客獲得単価」とも呼びます。

 CPA(円)=広告費÷コンバージョン数

・ROAS(Return On Ad Spend)
→広告費用対効果を表す指標の1つ。費用に対して得られた売上金額の割合を意味します。

 ROAS(%)=(売上÷広告費)×100

 この指標で「広告出稿によってどのくらいの売り上げが伸びたのか」を示せます。
 100%を下回ると広告にかけた費用が売上よりも高かったことになります。

・ROI(Return On Investment)
→投資収益率の略称。企業が広告などへの投資に対して得られる効果(利益)の割合を指します。広告の効果測定においてはコストが実際にどのくらい効果につながっているかを計測する際に使用します。

ROI(%)=(利益÷費用)×100=((売上-費用)÷費用)×100

 ソーシャルメディアに関する指標

次にソーシャルメディアに関する指標です。

・リーチ数
→広告のリーチ数と同義。記事やアカウントを見た人の数

・クリック数
→記事やアカウントで紹介したリンクや広告をクリックした数

・いいね!数
→記事やアカウントやウェブサイトにある「いいね!」やリンクをクリックした

・シェア数
→記事やアカウントやウェブサイトにあるシェアボタンを使ってその内容を自身の
 タイムタインなどで紹介した数

・エンゲージメント数
→いいね!やクリックなどユーザーが反応した数を総じたもの。

・エンゲージメント率
→リーチ数のうちエンゲージメントになった数

エンゲージメント率(%)=(投稿へアクション(いいね!+コメント+シェア+クリック)した人数÷投稿時点のリーチ数)×100

・フォロワー数
→ユーザーがアカウントをフォローしているユーザーの数

・視聴時間(Watch Time)
→ユーザーがYouTubeでチャネルや動画が全ユーザーで合わせて合計何分くらい再生したかの時間

・視聴数(Views)
→ユーザーが、YouTubeでチャネルや動画を閲覧した回数

・平均視聴時間(Average duration time)
→ユーザーが、YouTubeでチャネルや動画を平均して何分くらい再生したかの時間

・購読者(Subscriber)
→ユーザーが、YouTubeでそのチャネルに登録している人数

ビジネスに関する指標

最後にビジネスに関する指標です。

・売上
→客単価×購買件数などに分解することがあります。

・原価
→仕入れや、新たに製造する際にかかるコストのことです。

・広告収入
→自社ウェブサイトに広告を掲載して得た収入

・変動費
→商品の販売数に応じてかかる費用。原価や送料などがこれにあたります。

・固定費
→商品の販売数に関わらずかかる費用。人件費、家賃、システム費用が固定費に含まれます。

・販売管理費
→固定費の1つ。販売に必要な経費(営業・広告費用)「販管費」と呼びます。

・コンテンツ制作費
→ウェブサイトやバナーなどの制作にかかるコスト。一般的には販管費の一つして
 計上されています。

・広告費
→販売促進のためにかけた広告費。基本的には固定費に計上されます。

・粗利(限界利益)
→売上から変動費(商品が売れると計上する経費)を差し引いた金額。売上総利益とも

・利益(営業利益)
→粗利から固定費(売れなくても計上するもの、家賃など)を差し引いた金額。
 これに営業外収支が入り、経常利益となります。

まとめ

3回目、4回目と2回に分けて指標についてまとめました。

基本的な部分だけでかなりのボリュームになりました…!
ちょくちょく仕事の中で聞いていた(聞き流しがち)言葉についても、基本に立ち帰ることで「そういうことだったのか」という気づきが生まれてきました。気づきは本当に大事で、理解につながるチャンスだと思います。

ここ最近は仕事において用語を聞いてもパニックになることが減ってきたかなと思います。(進歩…!)
次回は本格的に解析の準備に入ります!

さて、Y’sには「資格取得支援」という制度があり、会社で定められている資格であれば、試験に合格した際に試験費用を全額会社で負担してもらうことができます!ウェブ解析士だけでなく多種多様な資格が対象となっていて、自己成長しながら業務にもいかせるとてもありがたい支援制度です。

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採用に関するお問い合わせは採用お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡くださいね。

今回のレポートは以上です!

今後とも、よろしくおねがいいたします。
クマガイでした。

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