2019.8.14

入社6ヶ月の自分がウェブ解析士認定試験に合格するまで 〜クマガイブログ #3〜

クマガイ

こんにちは!
クリエイティブディビジョンで営業を担当しているクマガイです。
本日でブログも3回目になりました。

今回はウェブ解析士に必要な、基本的な指標に触れていきたいと思います。
ボリュームが多いので(勉強して最初につまづきました…)回数を分けてまとめていきます。

また、番外編ということで前回まとめきれなかったステータスコードを、ここで一気にまとめてしまいます!
それでは、いってみましょう!

目次

  • オウンドメディアに関する指標
  • (番外編)ステータスコードについて
  • まとめ

オウンドメディアに関する指標

「オウンドメディア」とは自社が運営するウェブサイトのことを指します。
 オウンドメディアの指標は、主にアクセス解析ツールを使って調べます。

・ページビュー数
→言葉の通り、ページの閲覧(ページビュー)をカウントした値を指します。

・セッション数
→「セッション」とはウェブサイトにアクセスしたユーザーが、サイト内を閲覧し、離脱するまでの一連の行動を指します。一定時間(ほとんどのツールにおいて30分間)ウェブサーバーにリクエストがないとセッションが終了します。

・新規セッション数
→全セッション数のうち、初めて訪問したユーザーのセッション数の割合を指します。

 新規セッション率(%)=(新規ユーザーのセッション数÷全セッション数)×100

・ユニークページビュー
→同じセッション内で同じページを何度見ても、重複してカウントしないページビュー数を指します。「ページ別セッション数」「ページ別訪問数」とも呼ばれます。例えばページA→B→Aと見た場合、ページAのページビュー数は2ですが、ユニークページビュー数は1になります。

・ユーザー数
→一定期間にウェブサイトに訪れたユーザーの数を指します。「訪問者数」「ビジター数」「ユニークユーザー数」とも呼ばれます人ではなく端末やブラウザ単位で測定します。

・新規ユーザー率・リピーター率
→全てのユーザーの中で新規ユーザー(NewVisitor)の割合を指し、「リピーター率」とは、再訪問によるユーザー(Returning Visitor・リピートユーザー)の割合を指します。原則、新規ユーザー率とリピーター率を合わせると100%になります。

・直帰率
→「直帰」とは、サイトの入口となった1つのページ(トップページやランディングページ)だけを見て、他のページへ移動せずにブラウザを閉じたり別のサイトへ行くこと(離脱)を指します。直帰数はそのセッション数、直帰率はその割合を指します。

 サイト全体の直帰率(%)=(直帰数÷セッション数)×100
 ページごとの直帰率(%)=(ページで直帰した数÷閲覧開始数)×100

・離脱率
離脱率は、該当ページに置けるページビュー数と離脱数の割合です。直帰とは違い全てのセッションや複数ページを見たことも対象になります。そのためページビュー数単位で計算することに注意します。

 離脱率=(離脱したページビュー数÷ページビュー数)×100

離脱率の高いページが、最終的に問題ないと考えることができますが、本来離脱して欲しくないページの離脱率が高い場合は、サイト内の動線を見直し、改善する必要があります。

・平均ページ滞在時間/平均セッション時間
→「滞在時間」とは、計測対象(ページやウェブサイトなど)をユーザーがどのくらいの時間見ていたのかを示すものです。

 「平均ページ滞在時間」→該当ページに滞在した時間の平均(Avg. Time on Page)
 「平均セッション時間」→サイト内に滞在したセッション時間の平均(Avg. Session Duration)

・ページ/セッション
→「ページ・パー・セッション」と読ませます。1回のセッションあたりのページビューを指します。ウェブサイトに訪れたユーザーの興味関心度合いを表す指標として使われます。「訪問別ページ数」「平均ページビュー数」とも呼ばれます。

  ページ/セッション=ページビュー数÷セッション数

・コンバージョン数
→「転換」を意味する言葉。ウェブ解析では商品の販売といったウェブサイト運営の最終的な目的を達成する、ユーザー側の商品の注文や資料請求などを指します。「Conversion」を略して「CV」と表現することもあります。ウェブサイトの目的によって何が「コンバージョン」になるのか異なるので、どんな行動が目的を達成したことになるのかあらかじめ定義しておく必要があります。

・コンバージョン率
→ウェブサイト全体のセッション数のうち、コンバージョンを達成した数の割合を指します。「Conversion Rate」を略して「CVR」と表現することもあります。

 コンバージョン率(%)=(コンバージョン数÷セッション数)×100

100件の訪問のうち10件がコンバージョンすればコンバージョンは10%になります。

・ヒット数
→ウェブページのほとんどは、複数の画像やファイルを組み合わせて表示させています。ページを閲覧する際にそれらページに関するファイルアクセスした数も全てまとめてウェブ解析ツールにデータを送信している数が「ヒット数」になります。このような性質から、ユーザーの行動を表す指標としては適切ではなく、マーケティングの解析にはほとんど用いられません。

(番外編)ステータスコードについて

ステータスコードは前回も触れましたが、リクエストに対してウェブサーバーがレスポンスを返した際の「レスポンスの状況」を表現する3桁のの数字からなるコードです。
今回は主なステータスコードまで掘り下げます。

・200 OK
→リクエストは正常に受け付けられた

・301 Moved permanently
→リクエストされたコンテンツは恒久的に別のURLへ移動した
 

・302 Found
→元々は「Moved Temporarily」という意味で、指示されたコンテンツが一時的に他のURLに存在しているので、そちらを参照するように支持するものであった

・303 See Other
→「ほかを参照せよ」という意味で、リクエストに対するレスポンスが他のURLに存在する時に返される

・304 Not Modified
→リクエストされたコンテンツのキャッシュは有効である

・307 Temporary Redirect
→「一時的リダイレクト」という意味。本来302の使い方として想定されていたものを改めて定義し直したもの

・401 Unauthorized
→リクエストされたコンテンツには認証が必要である

・403 Forbidden
→リクエストされたコンテンツへのアクセスは禁止されている

・404 Not Found
→リクエストされたコンテンツは存在しない

・500 Internal Server Error
→サーバー内でエラーが発生した(動的コンテンツが正常に動かない場合が多い) 

まとめ

目次を見て「少なっ!」と思った方もきっといらっしゃると思います。
(3回目なので定期的に見てくださっている方もきっといると願っています…)

自分も書いていて少ないなぁと思っていました。が、文章にしていくとかなりの量になってしまいました。
ブログである以上読みやすさも大切になると思いますので、回を分けさせていただきました。

基本的な指標でありながら、今回の部分はかなり重要で用語や計算など、わからなくなった時にこの回に立ち帰れるようにしたいです。このブログも備忘録的な立ち位置になってくると思います。
次回もまた指標関係が中心になります。

さて、Y’sには「資格取得支援」という制度があり、会社で定められている資格であれば、試験に合格した際に試験費用を全額会社で負担してもらうことができます!ウェブ解析士だけでなく多種多様な資格が対象となっていて、自己成長しながら業務にもいかせるとてもありがたい支援制度です。

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今回のレポートは以上です!

今後とも、よろしくおねがいいたします。
クマガイでした。

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