2019.9.10

入社6ヶ月の自分がウェブ解析士認定試験に合格するまで/評価・ベンチマーキング・ミクロ解析 〜クマガイブログ #6〜

クマガイ

こんにちは!
クリエイティブディビジョンで営業を担当しているクマガイです!

クマガイによるクマガイブログも6回目となりました。
社内外の方からも見ているとお声掛けをいただきまして、嬉しさとちゃんとした文章にしなければと身の引き締まる思いです。

目次

  • 絶対評価と相対評価
  • ベンチマーキングとは
  • ミクロ解析とは
  • ミクロ解析の実施方法
  • まとめ

絶対評価と相対評価

前回やった環境分析にはアクセス解析の情報やウェブマーケティング解析のデータも効果的に使うことができます。

「相対評価」は同業異業問わず企業に対して相対的に評価を行なっていくことで、市場において他と比べてどこが優れているかを確認することができます。
対義するものとして「絶対評価」で、過去の数値や任意で定めた目標で評価していきます。自社の過去と比較してどれくらい成長したのかを確認することができます。

例えば縮小している市場の中で、競合も縮小している場合、自社の売り上げが縮小したことを絶対評価は過去と比べて「失敗」したと判断しますが、相対評価では「失敗」したとは必ずしも言えないことになります。

また相対的に評価をすることは競合関係や先行している他社のデータを参考にすることができます。そのデータがあれば自分たちが目指すべき目標を定めることができますね。

 

絶対評価と相対評価

 

ベンチマーキングとは

相対評価を行う際に意識しなければならないのが「ベンチマーキング」です。

ベンチマーク企業(自社にとってお手本になるような事例を持つ他企業)を見つけ、企業内でのベストプラクティス(成功事例)を見つけます。自社との違いを明らかにして目標を定め、成果に繋げるための方策を探します。
個人的な話ですが、スポーツで考えるとしっくりきました。目標にする選手にできて自分にできてないことを探したり…
(書いてて合ってるか不安になってきましたが)自分にとって納得できる考え方をするとより理解が深まると思います。

ミクロ解析とは

「ミクロ解析」はウェブサイトの中でユーザー閲覧した経路を把握する手法です。
対義するものとして「マクロ解析」がありますが、こちらはサイト全体のデータからユーザーの行動の傾向を把握します。

マクロ解析=量を調査する
ミクロ解析=質を調査する

まずは量がマクロ、質がミクロ…そんな感じで覚えていきましょう。

量の調査ということは、セッション数、ページビュー数、直帰率で把握をしていく、質の調査ということは企業名・地域名、見たページの順番や経路、訪問頻度、訪問回数、日時で把握をしていく…といったイメージでしょうか。
(用語が難しかった…)

ミクロ解析の実施方法

次に実際どのように解析を行なっていくかというところですが、以下の手順で実施していきます。

1.サンプリング条件を設計
→調査する期間内のユーザーの中から、どのユーザーを分析するか選びます。(サンプリング)

 Ex.コンバージョン(その時に定めた)に至ったユーザー

2.ミクロ解析対象ユーザーを選定
→1.の条件に基づいて、解析を行うユーザーを洗い出します。その中でユーザーの閲覧経路を順番に見ながら傾向をつかみ、詳しく分析を行うユーザーを選定します。

3.閲覧経路を分析し、改善点の仮説を立てる
→閲覧した順序、各ページの滞在時間、ユーザーの使用デバイスや地域といった閲覧環境にも注目します。そこからユーザーがウェブサイトを利用する場面、サイト訪問の目的、知りたいことなどどのようなことに関心を寄せているかなど仮説を立てます。そして仮説を元に解析当初の目的にあった対策案を考えます。(コンバージョンなど)

4.対策の実行
→3.で考えた対策を実行していきます。対策の前提にある分析内容はかなり細かいものになっていることが多いので、営業活動や商品の企画などといった改善に繋がることもあります。

5.対策結果の効果検証
→対策を実施したのちに、効果検証を行います。

 

まとめ

相対評価と絶対評価、そしてマクロ解析、少しずつウェブ解析への準備も進んでまいりました。

次回は、大事な目標設定 KGI についてやっていこうと思います!いよいよウェブ解析の段階に近づいてきました!KGIはよく耳にする言葉なのでここはじっくり時間をかけて勉強しています。仕事の中でも非常に大切ですからね。

さて、Y’sには「資格取得支援」という制度があり、会社で定められている資格であれば、試験に合格した際に試験費用を全額会社で負担してもらうことができます!ウェブ解析士だけでなく多種多様な資格が対象となっていて、自己成長しながら業務にもいかせるとてもありがたい支援制度です。ステップアップしながらバリバリ仕事がしたい!というみなさま、ぜひ弊社で僕と一緒に働いてみませんか?

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今回のレポートは以上です!
今後とも、よろしくおねがいいたします。

クマガイでした。

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